2021-06-09 第204回国会 参議院 本会議 第29号
決算案に反対する第五の理由は、私たちの会派、国民民主党の伊藤孝恵議員などが要請した会計検査院の検査要請項目四項目が自民党の反対で削除されたことです。
決算案に反対する第五の理由は、私たちの会派、国民民主党の伊藤孝恵議員などが要請した会計検査院の検査要請項目四項目が自民党の反対で削除されたことです。
しかし、自民党の強い反対により、会計検査院の検査要請項目から外されました。検査要請が五項目から僅か一項目へと大幅に減らされ、参議院の存在意義である決算重視の方針がないがしろにされたことは大変に残念です。
○会計検査院長(大塚宗春君) 特別会計の状況に関する検査要請項目の一つであります情報公開等、透明性の状況について検査をいたしました結果、一般会計からの繰入金については、各特別会計における歳入合計額に対する繰入額の割合は、国会提出書類等、定期的に作成される媒体では提供されておりませんでした。
それから、会計検査院への検査要請項目につきましては、資金の滞留であるとか、あるいは事業実績等が低調であるという、こういう指摘を受けました三十三資金等につきまして、廃止、縮減など、国庫返納とかあるいは歳出削減、こういうことによりまして千二百十四億円を反映するといったような成果を上げてきたところでございます。 今後とも、決算の審査の内容を十分反映させていくよう努力いたしたいと思っております。
このため、政府一丸となって平成十八年度予算への反映に取り組んできたところであり、この結果、警告決議、決算審査措置要求決議については、特別会計について約十三・八兆円の剰余金、積立金の活用を図り、会計検査院への検査要請項目については、公益法人の三十三資金等について廃止、縮減による国庫返納や歳出削減により一千二百十四億円を反映するなどの成果を上げてきたところであります。
このような方針の下に、会計検査院への検査要請項目については、公益法人の三十三資金等について、廃止、縮減による国庫返納や歳出削減により一千二百十四億円、独立行政法人の業務運営等について、八法人の自己収入の適切な予算計上により二億円を反映し、参議院の平成十五年度決算審査における警告決議、決算審査措置要求決議等については、例えば特別会計について十三・八兆円の剰余金、積立金の活用を図るなど、適切に平成十八年度予算